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COLUMN

理念と経営とお金の専門家」「想い実現コーチ矢野誠の経営コラム

「うちは 黒 字 だから 大 丈 夫 」

執筆者 | 7月 9, 2026 | 財務 CFO, 資金繰り

「うちは黒字だから大丈夫 」

そう言っていた社長ほど、
あっさり消えていきました。

前回、決済破綻の夜に淡々と
切り替えた社長の話を書きました。

「あの人は何をしていたんですか」

そう聞かれたので、今日は
”平時の中身”を書きますね。

結論から言うと、特別なことはしていません。

たった3つの数字を、平時から握っていただけ。

でも——この3つ、
社長が一人で見ると、
なぜか必ず甘くなるんです。

①手元資金 ÷ 月の固定費 = 耐久月数

売上がゼロになっても、
あと何ヶ月会社が生きられるか。
これを即答できる社長は、驚くほど少ない。
盲点はここ。

一人で計算すると
「まあ半年はいけるだろう」と、
“希望的観測”で見積もってしまう。

実際に固定費を全部書き出すと、
3ヶ月だった…なんてザラです。


②入金と支払いの”ズレ”

黒字倒産の正体は、ほぼこれです。
利益は出ている。なのに、
払うタイミングが先に来る。

売ってから入金まで2ヶ月、
でも仕入れの支払いは翌月。

この1ヶ月のズレが、静かに首を締めていく。
盲点は、社長ほど「売上」を見て
「入金日」を見ないこと。

この点、私が好きな「クレカ💳」を
利用すると改善することも


③取引先別の”依存度”

売上の何%を、どの1社に頼っているか。

1社で3割を超えていたら、
その会社が飛んだ日が、
あなたの会社の”その日”になりかねない。

大東進…決済会社が飛んだのも、
結局これでした。




ここまで読んで、気づいた
社長もいると思います。


3つとも、やり方は難しくない。


難しいのは、自分の会社の数字を、
自分で厳しく見ること。


人は、自分の会社にだけ甘くなる。


これは能力じゃなくて、
人間の構造なんですよね。


数字は嘘をつきません。


でも、一人で読むと
嘘をつかせてしまう。


だから僕は、外部CFOとして
社長の隣に座ります。


甘く見たくなる数字を、
代わりに厳しく読む係として。


守りたいのは、数字そのものじゃない。


その数字の先にいる、社員と、
社長の家族の未来です。


まずは①の耐久月数だけでも、
出してみてください。


一人で抱えず、まず言葉に
することから始まります。


次回は、この3つを
「社長がいなくても回る仕組み」に
変える話を書きますね。

〜想いが一丸となる矢を射す〜

お金と言葉でヒトの心に矢を射し、たった月2時間の会議で会社を激変させる利益向上にコミットする組織開発コンサルタントです。

【保有資格】

医療経営士
医業経営コンサルタント
事業承継士
事業再生マネージャー(TAM)
中小企業診断士
(登録番号:422721) WEB
認定経営革新等支援機関
(認定番号:107927002010)WEB
キャッシュフローコーチ
(日本キャッシュフローコーチ協会)
甲種危険物取扱者
心理学・組織開発に関する民間資格保有
クリニック経営士
人事制度構築士
ウェルスダイナミクスコンサルタント
DiSC理論認定トレーナー
バトンズ認定M&A専門家 WEB

【主な支援実績】

経営理念策定・浸透支援
キャッシュフロープラン策定・財務支援
医療法人・中小企業への補助金申請支援
(採択多数)
経営改善計画・事業承継支援
願望実現コーチング(経営者・管理職向け)

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