決 済 会 社 が飛んだ夜

慌てて電話をかけまくる社長と、
翌朝あっさり切り替える社長。
その差は、能力じゃありませんでした。
全国で使われていた決済代行が、
破産しました。
端末は動く。ピッと音も鳴る。
でも、その売上はもう入ってこない。
こういうニュースが流れると、
一斉に電話が鳴り始めます。
「うちの決済、大丈夫か」
「入金、いつ止まる」
僕もこの数日、現場でその空気を
肌で感じてきました。

でもね。
同じニュースを受け取っても、
社長の顔がまったく違うんです。
真っ青になって電卓を叩き直す社長。
かたや、翌朝には淡々と
代替策を回している社長。
はじめ僕は、後者を「運がいい人」
だと思っていました。
たまたま被害が小さかっただけだろう、と。
……違ったんですよね。
耐えた社長には、共通点が
一つだけありました。
平時から、
「もし取引先が飛んだら」
「もし入金が3ヶ月止まったら」
その”もしも”を、一緒に
数字で考えていた人がいた。
決済破綻みたいな外部の一撃は、
正直、こちらではコントロールできません。
明日どの取引先が倒れるかなんて、
誰にも読めない。
でも、
「その一撃を受けても、あと何ヶ月耐えられるか」
これは、平時にしか用意できないんです。
炎が上がってから消火器を探す社長と、
最初から手元に置いてある社長。
その差を作るのは、決済会社選びでも、
根性でもなくて、一緒に数字を読み、
先に手を打つ”参謀”がいたかどうか。

僕はずっと、黒字なのに消えていく
会社を見送ってきました。
そのたびに悔しくて。
「あと一人、数字の相談相手がいれば」と。
だから今は、外部CFOという立場で、
社長の隣で”もしも”を一緒に潰す
仕事をしています。
守りたいのは、端末の中の数字じゃない。
その会社で働く人と、
社長が帰る家で待つ家族の、未来です。
もし今、決済のニュースで少しでも
胸がざわついた社長がいたら。
それは、備えを始めるサインかもしれません。
同じ状況の経営者仲間に届くように、
「⚠️」だけでもコメントで教えてください。
次回は、
“平時に耐える会社”が実際に
やっている「数字の備え方」を、
具体的に書きますね。
P.S. もしも全東信が飛んだ影響がある、もしくはありそう(特に夜のお店)であれば下記検討してみてください
•倒産防止共済に入っているなら、翌朝いちばんに動いてください。
取引先の破綻が理由なら、掛金に応じて借入できる枠があります。
•カード決済一旦停止、新しい決済会社を探す
